2010-01-14-15-47-42


任天堂 岩田聡社長が日経新聞の取材に答えています。

 まず、低価格ソフトを増やす。スマートフォン(スマホ)向けゲームや過去のソフトを主力の携帯型ゲーム機「ニンテンドー3DS」向けに作り直す。開発費を抑えられることから、割安な価格で提供する。無料の体験版ソフトもさらに増やす。新作ソフトの冒頭部分を遊べるようにすることで、新作への認知度を高めて実際の購入につなげる狙いだ。

http://www.nikkei.com/markets/kigyo/

これは以前にも岩田社長が語っていた事ですが、Unityというゲームエンジンを採用することで、スマートフォンやタブレット向けのタイトルを家庭用ゲーム機に移植する事が容易になります。現時点ではUnityは3DSをサポートしていないので、ようやく対応の目処が立ったのかもしれません。

スマホ向けタイトルの中には、ボタン操作できたらなぁというゲームも多いので、こういった試みは悪くないと思います。

他にも任天堂は『Nintendo Web Framework』というWii U上でHTML5やJavascriptなどで制作されたゲームを動かす技術も発表していて、山内時代とは打って変わり開発のハードルを下げる努力をしているようです。任天堂曰く『ゲーム人口の拡大』ならぬ『開発者人口の拡大』だそうな。

ただあまり開発のハードルを下げ過ぎると、粗悪なソフトの乱発を招きかねないので、ソフト管理はしっかりしてもらいたいですが。今はそういう時代でもないのでしょうかね。


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