2015-02-25-22-46-45


ニンテンドードリーム最新号の『ゼルダの伝説』プロデューサー青沼英二さんのインタビュー記事より。WiiUの新作『ゼルダの伝説』がオープンワールドと言われる事について語っています。

  • 最近よく『オープンワールド』って言葉を使われるが、(WiiUの新作ゼルダで)目指しているのは僕らがずっと頭に描いてきた冒険。だって僕らの頭に描いてきたものって、いつでも画面の切り替えなんてないシームレスな世界だから。

  • これまではハードの制約でエリアごとに分かれていただけ。今回はWiiUだから僕らの欲しかった世界が実現出来ただけのこと。

  • どこまでも歩いていけるゼルダというのは、初代ゼルダからそうだった。

  • まだもうちょっと時間を頂きますが、それまで『ムジュラの仮面 3D』の深い世界を楽しんで待っててください。

よくよく考えてみれば、昨今オープンワールドがゲームの一ジャンルのように扱われていること自体おかしなことで、現実世界ではすべてがシームレスに繋がってるわけですから。

で、宮本茂さんも今回の新作ゼルダで『オープンワールドという言葉を使うのは好きじゃない』と公言しているのですが、青沼さんといい、この『オープンワールド』という言葉に明らかな『嫌悪感』を抱いている理由はハッキリしているんですね。

山内博前社長も「ウチは喧嘩したら弱いんや」と言うように、任天堂は他社との『力勝負』は苦手なのです。だからこそ誰もやっていない独自のアイデアを生み出すことで、他社との『力勝負』を避けてきました。

ところが『オープンワールド』という言葉で括られてしまうと、否が応にも『スカイリム』や『GTA』などといった海外の大型タイトルと比較されてしまい、それ以上の規模のものを作らないと目立つことが難しくなってしまいます。つまり完全に『力勝負』になってしまうのです。

特にゼルダはゲームの構成上、オープンワールドになるのは必然的だったはずなのに、発売する前から散々『スカイリムみたい』と言われている現状は、不本意であることは間違いないでしょう。

ゼルダって意外に変化球が多くて、直球勝負になかなか出ないのも、そういう理由だと思うのです。個人的にはゼルダくらいは『力勝負』を挑んでもいいと思いますが。ただ『ムジュラの仮面』のような変化球路線も好きなので、両面あるのが理想でしょうか。

まあそのうちオープンワールドなんて言葉、当たり前になり過ぎて使われなくなる時がくると思いますけどね。

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