2015-03-23-22-54-10

日経ビジネスオンラインの任天堂 岩田社長のインタビューにて、ゲーム専用機ビジネスについて語っています。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20150320/278995/?P=1
岩田:
 NXの詳細については、今は何もしゃべれません。けれど、何か従来の延長上のことだけやっていてもつまらないですからね。何らかの形でお客さんに驚いてもらったり、人々のゲームライフを変えたりしたい、とはずっと思っています。

 言ってしまえば、任天堂はスマートデバイスが出る前にタッチスクリーンをゲームに使い、スマートデバイスが加速度センサーを内蔵する前にリモコンに加速度センサーを入れて、これはこんなふうに使えますよとやってきた会社なんです。同じようにまた、この技術はこんなふうに使えますよということをお示しできたら、任天堂らしくて最高ですね。

http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20150320/278995/?P=5&mds

当然現時点では何も語れるような段階ではないでしょうが、色々とヒントになりそうなコメントも…。

『従来の延長上のような事はしたくない』『お客さんに驚いて貰ったりゲームライフを変えたりしたい』と、DSやWiiの時と同じようなことを言っていたり、『タッチスクリーンや加速度センサーをゲームに用いたように、新しい技術の使い方を示したい』という発言から、次のハードもDSやWiiのように特殊デバイスを用いたゲーム機である事が推測出来ます。あくまでも勝手な推測ですが(笑)

ただ今更PSやXboxの様な単純な高性能路線のハードは作らないでしょう。そこに関してはほぼ間違いないかと。

関連記事:シャープ、任天堂の新型ゲーム機に、形状を自由に設計できる新型液晶を提供か?

そしてゲーム専用機ビジネスについて興味深い話も。

これまでの30年間は、何年かに一度、ゲームのプラットフォームをモデルチェンジしてやってきました。けれど、どんなにゲーム機を普及させても、新しいゲーム機を出せばまたゼロからやり直しなんですね。モデルチェンジによって、お客様との関係が切れてしまう。

 言い換えれば、プラットフォームの切り替えがお客様との関係を断ってしまう「隙」になってしまっていました。これはまさに「ニンテンドーDS」から「3DS」、あるいは「Wii」から「Wii U」への移行で起きてしまったことで、大いに反省すべきところだと思っています。

じゃあ、一度できたお客様との関係をどうしたらつなげていくことができるんだろうという取り組みの中で、プラットフォームというものの考え方を、それまでのデバイス単位からアカウント単位、つまりお客様単位にするというふうに変えたのです。

ゲーム専用機ビジネスにおける最も切実な問題。DSやWiiであれだけの客を獲得したかに思えた任天堂も、次のハードでは立ち上がりに苦戦してしまいました。

これは私も思っていて、もう従来のデバイス単位でユーザーを繋ぎ止めることに限界が来ていて、アカウント単位、つまりサービスでユーザーを繋ぎ止める必要があると思うのです。

スマホユーザーがずっと同じモデルを買い続けているのは、AppStoreやGooglePlayというサービスでユーザーを繋ぎ止めているからだと思います。事実私がタブレットを購入する時、価格的にも性能的にも優位なNexusではなく、iPadに決めた理由はiPhoneで買ったアプリが使えるからですし。
任天堂ハードはせっかくダウンロード購入したゲームをデバイスごとに買い直す必要があるのが残念過ぎるのです。

ただこの辺りのネットワーク周りのサービスについては、今後DeNAがサーバー管理やら運用やらを手伝っていくそうなので、大幅な改善に期待していいと思われます。


スポンサーリンク