
5月8日に行われた任天堂決算説明会の質疑応答にて、次世代機『NX』を発表した経緯と、『NX』がWiiUや3DSに単純に置換するゲーム機ではないことが語られています。
NXについては、2016年まで具体的なことをお話しするつもりはありませんが、3月17日のDeNAさんとの共同記者発表会でNXという名前を出しましたのは、私たちがDeNAさんと提携してスマートデバイスのビジネスを始めるという発表をしますと、「任天堂はゲーム専用機の未来に悲観しているからスマートデバイスに乗り換えるのではないか」という誤解が世間で生じるのではないかと考えたからです。そこで「任天堂はしっかりと次のゲーム専用機もつくっているし、ゲーム専用機の未来に対して情熱を失っておらず、展望も持っていますよ」ということを公言するために、あえて早いタイミングで(NXの)存在を公表しました。
今日の時点で「発売時期はいつなのか」、「どのようなものなのか」ということをお話しすることはできませんが、「新しいコンセプト」ということを申し上げましたので、ニンテンドー3DSまたはWii Uを「単純に置き換える」という考え方はしていません。
http://www.nintendo.co.jp/ir/library/events/150508qa/02.html
ここで『3DSまたはWiiUを置き換えるものではない』と、あえて3DSとWiiUの2機種を挙げた時点で、やはり『NX』は携帯機、据置機の垣根を越えた統合ハードになると推測できそう。ここを曖昧にしておく意味ってないですから。
関連記事: 任天堂の次世代ゲーム専用機『NX』は、携帯版、据置版が同時発売との予想
あと「NXのNは任天堂のNか?」という質問にはスルーしていますが、『N』は任天堂、『X』はクロスプラットフォームの意味だとすると、質問をスルーした理由も頷けます。まあこれも憶測の域を出ませんが…。
いずれにしても、本来ならまだ発表するような段階ではないものを、スマホビジネス参入に合わせて、あえて早い段階で発表しただけなので、詳細を語れる段階ではないのは当然でしょう。 まあ結構ヒントは喋ってるように思いますが。
今年のE3でも一切の発表はないとのことです。
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◆コメント◆
コメント一覧 (31)
気になるだろ!
据え置き、携帯と来て、次は何だろう
予想では2016年E3で正式発表。
2016年末発売だろうな。
管理人さんの話はWiiUの件があるからかなり妥当だよなぁw
マリカー、スマブラ、スプラトゥーン、ネットサービスに強いソフトが揃ってるけど、
これを維持するのはNX拡販に影響を落とすからね。ま、もって3年かな
その3年のためにWiiUをこれから買う、、、情弱と言わざるをえない
遊びがいっぱいあるゼルダを作って欲しい
以前ここでも話題に出てたけど、「母機と子機」みたいになるんじゃないかな?
「WiiU本体との連動+新携帯機」たる「子機」が2016年末~2017年初頭位に発売して、その1~2年後に「子機との連動+新据置機」たる「母機」が発売みたいな感じ。
従来の「ハード機切換え」とは異なり、前ハードとの連動を伴いながらの「段階的なハード機切換え」を行うから「単純な置き換えじゃない」と発言したんじゃないかと俺は予想してる。
○携帯据置統合機
なんだろうかねやっぱり
てか3DSはNewも出たばっかだし、WiIUはまだ真髄すら発揮しきれてなさそうだから、これらはまだしばらくは、少なくとも2016年内まではまだ健在な気がする
個人的はNXどうこうより、その頃の業界がどうなってるかのほうがずっと不安
縮小に歯止めが効いてきてるならいいんだが
来年まで首を長くしてお待ちください
業界の定義によるんじゃね。
スマホゲーをゲーム業界に入れるなら、業界自体はむしろ盛り上がってるよ。
NX自体はCS対象にしてるから、家庭用ゲーム業界のほうだよ
スマホゲーは未だに金払ってもやりたいってのに巡り会えてなくてね…
スマホゲーも無課金でちょっと触れる程度なら、どれも楽しいもんよ。
これに尽きるなぁと。
自分は※18じゃないけど、スマホゲーにも触れてはいるんだよ。だけど課金してまでやり込もうと思うほどのゲームに出会えない。まさに「ちょっと触れるだけでいいや」というレベルなんだよ。スマホという土台からして仕方ないことかも知れないんだけど。
そこで※20のように、子供と一緒にスマブラやらカービィやらマリオカートやらを遊んでいると、「やっぱりCSのほうがやり応えがあって面白い」と思うんだな。
債務で金も開発力もなーんも残って無さそうだしもう性能だけ上回っても意味ない時代になるしな
フィギュアやらテーマパークやらやれるブランドじゃないし
リストラやりきってる間に任天堂はドンドン前に進んでPSはオワコンなってくんやろなぁ チーン☆
ちょっと暇を潰す分にはいいのも多いんだけど、腰を据えてやるには弱いんだよ
だから金を落とす気にならないし、そうしないと辛くなってきたら辞めればいいというか
ただキャラと声優で売るタイプのゲームとかなら、もうスマホのほうが需要を満たしやすくなってる気がする
そういう意見も解るけど、現状(特に日本)では「腰を据えてゲームする」という行為がマイナーになっているのも事実だし、そういう層に「辛いならやめろ」と言うのは少し乱暴じゃないかな?
従来ユーザー(CSやPC中心)と新規ユーザー(スマホ中心)の両者を旨い事取込んでいかないと、ゲーム業界の盛り立ては難しと思うし、そういった面からも「家庭用ゲーム業界=CS業界」という構図はもう古いと俺は思うんだけどな。
すまないけど、少し誤解があるみたいだ
辛くなったら辞めるのは自分のほうであって、やってるユーザーに向けたものじゃないよ
その上で現在の構図が古くなってるのは同意
任天堂の動きとか見てても、なんかゲーマーって呼ばれそうな層より開発のほうが逆に柔軟に受け止めてる気がするんだよね、その辺は
ただ、自分みたく金払わないと苦しくなる段階になったら辞めていい、って考える層の存在はスマホゲー側の課題かとも
重課金前提じゃない、って認識を変えさせないといけないと思う
すまね……勘違いしてた。
スマホに限らず、ユーザー側の課金に対する認識も改める時期なのかもね。
従来のユーザーて「提供される「課金コンテンツ」は全て買わなくてはいけない」「買わないと楽しめない」という…ある意味、強迫観念じみた思考に陥り易い様に感じる。
自身で考え・選択し、自分だけのゲーム体験を楽しめる様になれば良いんだけどな。
…………………ただしバンナム、テメーはダメだ。
欧州ゲーマーの平均年齢は高いし、テレビに繋いでゲームをするハードルはどんどん高くなってるよ。
人口の多い中国、インドでスマホ展開するなら今後はスマホアプリが主力になるんでは?
スマホアプリと親和性の高いタブレット型やスマホ型のゲーム機が無難な予想だと思う。
据え置き機に将来性はあるのかな?
今後スマホにプロジェクターや3Dホログラムが内臓されたら、テレビの利点はなくなるよ。
開発費も高騰してるし、それを回収するために月額課金のオンラインゲームみたいな奴が増えそう。
それって実質的なクラウドみたいなもんじゃん。