ただ、PS4とXbox Oneを比較すると世界的にPS4が優勢で、いままでXboxが強かった米国でさえ、PS4の勢いが勝る状況となっている。対応ソフトにPS4とXbox Oneのマルチタイトルが多く、いまのところエクスクルーシブ(独占)タイトルの強さにもさほど差がない、“互角の状況”。差がついた大きな要因について浜村代表は、価格の差(米国のPS4は399ドル、Xbox Oneは499ドル)だと分析。「ローンチに購入するコア層はコントローラで遊びたい層が多い。そこでXbox Oneより100ドル価格が安いPS4にコアユーザーが流れたことが、いまの状況を作り出したのではないでしょうか」(浜村代表)。

http://www.famitsu.com/news/201404/21051970.html




PS4の方がXboxOneより売れている理由は価格が100ドル安いからという分析。これに関して異論がある人はいないでしょう。マルチタイトルが多くを占めるソフトラインナップの中で価格以外の差違は現状ありませんから。


■国内のPS4販売も難しい局面を乗り切り、好調なスタート

発売初週は32.2万台と好調な滑り出しとなったPS4。その後も価格的には有利な携帯ゲーム機であるPS VitaやPSPとほぼ同じ販売推移を辿っていることから、「難しい局面をしのぎ、健闘していると言えるでしょう」(浜村代表)。




浜村さん曰く、PS4はPS VITAやPSPとほぼ同じ販売推移を辿っているから、健闘しているとのこと。

本当か?と思ったので、それぞれ発売8週目の累計販売台数を調べてみましたが。

PS4 | 528,080台
PSP | 701,680台
VITA | 543,802台


なるほど、確かにそこまで大きな差は無い様です。

ただ、ここからPSPコースを辿るのか、VITAコースを辿るのかで命運がはっきり別れてきます。PSPは初動が16万程度と低く、その後も品薄状態が続きましたが、VITAはあっという間に4桁に突入していました。

ここまでのPS4の週間販売台数の動きを見る限りでは、明らかにVITAと同じ販売推移を辿っています。そもそも価格の違いを差し引いてもVITAと同じ水準で「健闘している」なんて言えるはずないですよね。

まあこの辺は、PSPコースなら『順調な販売推移』、VITAコースなら『今後、VITAの様に巻き返せる』と、どちらに転んでも結論を同じに出来るので、業界人にとっては便利な表現なのかもしれません。

この理屈でいくと、この世に苦戦しているハードなんて存在してない事になりますね(笑)



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