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 任天堂も過去にFPSのゲームを出したことがある。WiiUの3世代前の据え置き型ゲーム機「ニンテンドー64」で、人気スパイ映画「007」をテーマにしたFPSを1997年に世界で発売。

 このゲームを開発したのが英国のレア社。当時、任天堂が株式の過半数を所持しており、任天堂ブランドで「ドンキーコング」などヒットタイトルを数多く出したが、2002年にゲーム事業に参入したばかりの米マイクロソフト(MS)に売却した。

 任天堂の岩田聡社長は5月7日の決算会見で「任天堂も過去にFPSを出していた。むしろ先駆けともいえる。それを開発したのはレア社だった」と話し、戦略ミスを事実上認めた。

http://sankei.jp.msn.com/west/west_economy/news/140521/wec14052107000001-n1.htm




レア社といえば、『バンジョーとカズーイの大冒険シリーズ』『スーパードンキーコングシリーズ』『ゴールデンアイ 007』など数々の任天堂タイトルを手がけたイギリスのゲーム開発会社です。任天堂が過半数の株を取得していましたが2002年にマイクロソフトにすべて売却しました。要するにこれが失敗だったと。

なにやらこの記事では岩田社長の「任天堂も過去にFPSを出していた。むしろ先駆けともいえる。それを開発したのはレア社だった」という発言が何故か『戦略ミスを事実上認めた』ってことにされてますが…。

レア社って任天堂のセカンドパーティだった時代は本当に良いゲームを沢山作っていましたが、今のレア社を見るとここ数年は目立った動きがないんですよね。もっとも任天堂の傘下にいれば今のレア社とはまた違っていたのかもしれませんけど。

しかし、この記事を書いた藤原直樹という記者は、どんな要因でも短絡的に任天堂の不調と結び付けたがるので驚かないけど、『メトロイドプライム』を作ったレトロスタジオについて一切触れないのは何故だろうか?どう考えても今はレトロスタジオがレア社の変わりになっていると思うが。


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