――「妖怪ウォッチ」のゲームソフト提供先はニンテンドー3Dと3DS LLですが、プラットフォームとしてそれを選択している理由は、普及台数が4000万台以上という多さからでしょうか?

そうですね。選択肢もないと思うので。

――ない?

子供たちが持っているハードとしては今は3DSが断トツに大きい。スマホというわけにはいかないですし。

http://toyokeizai.net/articles/-/45796



『妖怪ウォッチ』の様な低年齢向けゲームを投入するのに3DS以外に選択肢が無いというのは同意です。

レベルファイブはこの辺りの市場の見極めが非常に上手いというか、『イナズマイレブン』『ダンボール戦機』と経験を重ねて、マーケティングがこなれてきている印象を受けますね。この2本の経験無しにいきなり『妖怪ウォッチ』を開発していても、ヒットはしてなかったでしょう。

とまあ、ここだけ聞くと『妖怪ウォッチ』のスマホへの展開は『ようかい体操第一』のような販促用の無料アプリに留まるのかと思いきや、そこは日野社長、しっかり課金アプリも考えているご様子。



――マーケティングツールとしてのスマホ活用というのはあり得るのでしょうか?

普通にビジネスとしてあり得ると思いますよ。(これから)僕らが妖怪ウォッチのアプリを作るとしたら、お父さんが子供とコミュニケーションするために利用するとか、普通に子どもが遊ぶものとは違う意図で使われることを想定したものなのかなと思っています。

――なるほど。それも完全無料で?

いや、妖怪ウォッチというコンテンツを大人も子供も持っているようにするためには、ビジネスとしてきっちり成立していないと、コンテンツにお金をかけられません。

――会社として課金アプリの展開を視野に入れているわけですか?

それはもう当然入れていて、今も頑張ってやっています。

http://toyokeizai.net/articles/-/45796?page=2




妖怪ウォッチのスマホ用課金アプリへの展開は「当然視野に入れている」そうです。

子供が中心のコンテンツである以上、あまりエグい課金システムは導入しないで頂きたいと思いますが、これまでの『妖怪ウォッチ』騒動を見る限り、決して楽観視は出来そうにありません。とにかく如何に親にお金を出させるかが重要だということを嫌でも実感しているでしょうから。

勿論、課金そのものが悪といういう話では絶対ないので、やりすぎない程度にしっかり稼いで欲しいですね。折角のヒットコンテンツですし。






スポンサーリンク