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今年6月に発表し11月に発売される『Fallout 4(フォールアウト4)』。発売の数年前から発表することも珍しくない大作タイトルにおいて、本作が発表から発売までの期間が短い理由について、ベセスダ・ソフトワークスのマーケティング担当が説明しています。

Pete Hines
それには幾つかの理由がある。発表から発売までの期間が短いのは、どこまで許されるか考えた結果なんだ。Toddに聞けば、発表した日に発売したいと言い出すからね。彼は発売前に何も見せたくない人間なんだ。

それに、全てが開発チームの重荷になってしまう。全てのビデオ、全てのデモが開発チームから時間を奪ってしまうんだ。これをキャプチャーして欲しいとか、これを完成させなければとか、何を見せようとか、これを入れたからこのビルドでは機能しないとか・・・。11月10日にユーザーの手に届けることが本当の目標なのに、ショウのためにデモを作らなければならないというのは重荷になる。その期間を短縮すれば、勢いを維持する必要性が薄れるからね。

発表から発売までが短い『Fallout 4』、その理由は「開発チームの重荷を減らすため」


つまり、ゲームショウなどの為にデモやトレーラーを用意する作業が、開発チームへの重荷となり、早くユーザーに作品を届けるという本来の目標の妨げになるからとのこと。

これは『FF15』や『MGS5』にも言えますね。どちらもイベントの度に新しいデモやトレーラーを用意していますし、『MGS5』のトレーラーに至っては小島監督自ら編集しています。

まあ『ドラゴンクエスト』や『ファイナルファンタジー』くらいになると、そこも含めて許容されている部分もあるでしょうが、実際に納期を遅らせる原因になっているとしたら、情報公開の手法を見直すべきかもしれませんね。


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Fallout 4
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