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SCEの執行副社長、伊藤雅康氏がPS事業の今後について語ったインタビュー記事が掲載されています。性能強化版PS4発売の可能性や、PS VITAの今後について色々とぶっちゃけています。

http://www.4gamer.net/games/990/G999024/20151021121/


PS VITAの今後について

伊藤氏:
 現在,ファーストパーティが制作しているPS Vita向けタイトルはありません。PS Vitaは,サードパーティさんが大変がんばっておられるので,SCEとしては,新プラットフォームであるPS4の盛り立てに注力する戦略をとった次第です。

SCEがもうすでにPS VITAのソフト開発から手を引いているとの発言。これ多くのユーザーが薄々と勘付いていたことですが、改めてSCEのお偉いさんの口からハッキリ言われるとショックですね。要するにSCE自身がもうVITAの将来性を半分諦めてるってことですから。

PS VITAは国内ではある程度の市場を築いていますが、主戦場である海外でブレイクの兆しが全く見えないことから、海外で好調なPS4に注力する戦略をとったのでしょう。まあ理解は出来ます。

しかし『サードパーティが頑張っているから』というスタンスはいかがなものか…。

普通、これらの発言はマイナスになることなので、事実でもわざわざ言わないものですが、もう言ってしまっても構わないくらいに、SCEにとってPS VITAは重要では無いのかもしれません。


性能強化版PS4投入の可能性

そしてSCEが注力しているというPS4について、性能強化版が出る可能性を示唆しています。

PS4はPCアーキテクチャに近い形をとっていることから、後方だけでなく前方互換性も実現でき、将来的に性能強化版PS4が発売される可能性があるというもの。

性能強化が必要な理由について、仮想現実ヘッドマウントディスプレイ『PlayStation VR』の存在が挙げられています。VRで快適なグラフィック表現を実現するには、より高い性能が必要になるとのこと。

ただ、性能強化版の可能性については、今このタイミングで言うような話ではないような気もしますが…。まあ全体的に、このライターの誘導尋問っぽい気もしますけどね。


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