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先日、最新トレーラーが公開されたPS4『ファイナルファンタジー7 リメイク』ですが、その販売方法が分作販売になることが明らかに。プロデューサーの北瀬佳範氏と、ディレクターの野村哲也氏が、ファミ通インタビューにてその理由について説明しています。

――なるほど。そして……今回は、1作で終わらず、分作にされるとか。

北瀬 はい。そもそも、これまでリメイクをしなかった理由に、『FFVII』をいまの技術で正面から作り直すのは相当にたいへんで、踏み切れなかったというのが少なからずありました。きちんと『FFVII』の“密度感”を保ったまま、HDでリメイクすると、とうてい1作では収まらないボリュームになります。

野村 1作に収めようとするなら、いろいろなところをカットして、『FFVII』のダイジェストにするしかありません。それではやる意味がないし、たとえば今回はオリジナル版では行けなかった、ミッドガルのさまざまな場所を探索できたりするのですが、やるからにはそういったことまで入れ込んで濃密に描き切りたい。もちろん、さまざまな理由でオリジナル版からカットする部分もあるでしょうが、そうした今作ならではの描写の追加をしていき、かつこのディテールの作りだと、結局は全体的なボリュームも増える見込みです。皆さん、スケジュールも心配でしょうし、自分たちも早く遊んでいただきたい。その線引きのためでもあります。

http://www.famitsu.com/news/201512/07094721.html


確かに『オリジナル版のボリュームをそのまま詰め込むと、1作では収まらない』という理由は納得出来ますが、オリジナル版のように、ディスク3枚組で発売とかでは駄目だったのでしょうか。

まあ分作にしたことで早く遊べる可能性は高いと思うので、ファンにとっては何年も待たされるよりは、こっちの方がいいのかも。ただ、あまり長期的にリリースしてもファンの熱量が維持できるのか心配ですが…。大抵こういうのって1作目よりも2作目、2作目よりも3作目の方が売上が落ちるものなので。

FF7レベルのものを、PS4の技術に合わせて作り込むとなると、これだけ人気と知名度の高いタイトルですら、もはや開発費の回収が困難というのが、今のゲームの現状なのでしょう。

うーん…。それでもやっぱり、少々価格上げてでも1作に収めたほうがいいと思うけどなぁ。


また本作では、開発協力として複数の制作会社が参加しており、『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』でお馴染みの、サイバーコネクトツーも参加しているとのこと。






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