image



スマートフォンの位置情報を活用した「ポケモン」の拡張現実アプリ『Pokemon GO (ポケモンGO)』。

配信中の米国や豪州では、ゲーム内で指定されている『ジム』や『ポケストップ』など、現実の場所に大勢の人が押しかけるという現象が起きていますが、そこにスポンサーを付けて集客に繋げる計画があることが、本アプリを開発したNianticのJohn Hanke氏へのインタビューで明らかになっています。

世界で爆発的ブームを巻き起こしているスマホ用ゲーム『Pokemon Go』について、開発元であるNianticが「スポンサード・ロケーション」(スポンサー付き場所)の導入を予定していることが、海外メディアFinancial Timesにより報じられました。現在のところ『Pokemon Go』はアイテム購入などアプリ内課金を収入源としていますが、これに他の企業からのスポンサー料も加わることになります。

Financial Timesのインタビューにて、NianticのCEO(最高経営責任者)であるJohn Hanke氏は、アプリ内課金とは別に「スポンサード・ロケーションが新たなビジネスモデルになる」と予告。「仮想マップ内にある場所に足を運んでもらうため、スポンサー料が支払われるだろう」と述べています。

japanese.engadget.com/2016/07/13/pokemon-go/


リリース直後には、『ポケストップ』に指定された警察や教会、公園などにプレイヤーが押しかけるという報道がありました。そういったスポットにスポンサーを付けることで集客に繋げ、企業からスポンサー料を受け取る『スポンサード・ロケーション』の導入を計画しているそうです。

実際に『ポケストップ』の場所に指定されたある衣料店では、これを利用して集客に繋げようとする例も。
image


ちなみに、『ポケモンGO』の原型となっている『イングレス』でも、「ローソン」や「オートバックス」などの店舗をポータル化(拠点)するなど、同様の仕組みが導入されています。

その他にも自治体と協力しての「地域活性化」や「町おこし」など、現実の世界にプレイヤーが繰り出すわけなので、ゲーム内だけで完結しない大きな経済効果にも期待出来そうですね。


関連記事
大ブームの『ポケモンGO』にハマる海外の有名人が続出!SNSで多数の報告!

スポンサーリンク