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朝日学生新聞社が、小学1~6年生の男女723人を対象に『子どもとゲーム』の実態についてアンケートを実施。その結果、ゲームを楽しんでいる子と禁止されている子で成績が変わらないことが判明しました。

www.asagaku.com/osirase/press/img/20160720.pdf

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まず小学生の86.7%が「ゲームが好き」と回答。そして『家庭でゲームをすることにルールがあるか?』との質問に、『ある』と答えた子は88.5%。『ルールがない』は5.9%。『ゲームを禁止されている』は4.4%でした。


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『1日の勉強時間』では、「ゲーム禁止の子」は92.2分、「ゲームで遊んでいる子」は80.3分と、ゲームを禁止されている子の方が長いという結果に。しかし親に子どもの成績について聞くと、『成績が良い』と答えた親は、「ゲーム禁止の子」で92.6%、「ゲームOKの子」で92.5%となり、殆ど差がないという結果なりました。


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『家族との1日の会話時間』については、「ゲーム禁止の子」で71.4分、「ゲームOKの子」で80.5分と、「ゲームOKの子」の方が家族とのコミュニケーション時間が長いようです。また『友だちや仲間の多さ』について、「多い方」と回答したのは、「ゲームOKの子」が80.7%、「ゲーム禁止の子」は74.1%と、「ゲームOKの子」が上回りました。



成績に関しては、やや意外な結果でしたが、家族との会話時間や友達の多さについては納得。ちゃんと子供とのコミュニケーションが取れていて信頼関係が築けているからこそ、ルールの中でゲームを遊ぶことを許容出来るのでしょう。

友達の多さについても、『モンハン』『ポケモン』などコミュニケーションツールとしての側面を持つゲームも多いので、そもそもゲーム機がないと仲間に入れないという現実もあるわけで。今の時代「ゲーム禁止」というのは時代錯誤なのかもしれません。

それはそうと『ゲームが好き』と答えた子が男女合わせて86.7%というのは、なかなか頼もしい数字ですね。こういうのは中高生に上がるとどれくらい変わってくるのだろう?



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