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2017年12月8日より配信開始となった、Nintendo Switch/Wii U用ソフト『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』の追加コンテンツ第2弾「英傑たちの詩(バラッド)」。

当ブログの管理人もメインチャレンジをクリアしましたので、遅ればせながらプレイの感想などを書いていこうと思います。








◆本編をクリアした人に向けた歯ごたえのある内容


結論から言うと、追加コンテンツ配信後、睡眠不足になるくらいに連続でプレイするほど、めちゃくちゃ楽しみましたが、私の期待値が高すぎたばかりに若干期待はずれだった部分もありました。なにせ、ずっと楽しみに待ってましたから(笑)

今回の追加コンテンツは、ゲーム本編で4つの神獣のメインチャレンジをクリアしていることがプレイの必須条件となっており、すでに数十〜数百時間をプレイしたであろうユーザーを対象とした内容、また難易度になっています。

チャレンジ冒頭でリンクは、一撃で敵を倒せる代わりに自らも一撃で倒されてしまう「一撃の剣」を授かり、これまで増やしたハートや装備品がリセットされた状態でチャレンジに挑むことになります。

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リンクはこの「一撃死」の状態で、拠点の敵を全滅させることで出現する4つの「試練の祠(ミニダンジョン)」に挑戦します。

全滅させるべき敵は、ボコブリンなどお馴染みの雑魚モンスターばかりですが、一撃でゲームオーバーになってしまうため、何度もリトライを繰り返す「死にゲー」としての側面を見せてきます。これにより、今までいかに自分がハートの数にものを言わせてごり押ししてきたのか改めて気付かされるハメに…。

この時点では、「あれ?面白いけど、想像してたのと違うぞ?」と、やや戸惑う部分もありましたが、歯ごたえたっぷりの4つの祠をクリアした後は、リンクは通常の状態に戻って4人の英傑たちを巡る試練へと移行します。



そこでは1人の英傑につき、3つの「試練の祠」が用意されており、ヒントの地図を頼りに祠探しの試練やミニゲーム、祠での新しい謎解きを楽しむことがでます。ここからが本番といっていいでしょう。

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そして最後には、本編の神獣内部と同規模の新たな大型ダンジョンとボス戦に挑戦。試練を全てクリアするとバイク型の乗り物「マスターバイク零式」を入手することができます。

と、「英傑たちの詩」の流れはこんな感じ。


◆メインチャレンジのボリュームは?


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「足跡モード」や「ハードモード」などの新機能にフォーカスした第1弾『試練の覇者』と違い、今回は「新しいダンジョン」や「新しいメインチャレンジ」が楽しめる大型コンテンツとして、相当なボリュームを期待していた方も多かったと思います。

今回の「英傑たちの詩」で追加される「試練の祠(ミニダンジョン)」の数は合計16個で、大型ダンジョンは1つ。

更にヒントを頼りに「試練の祠」を探す「ほこらチャレンジ」や、手強いボス戦、それぞれの英傑たちに焦点を当てた新たなムービーシーンなどを含めると、個人差はありますがクリアに要する時間は大体10時間前後になると思います。


◆思ってたのと違ったが、結果満足できた


第1弾、第2弾合わせて2,500円という価格を考えると、十分満足できるボリュームだと思います。

とはいえ、さすがに発売から9ヶ月以上経ち、なにより「足跡モード」によって探索してない場所を効率よく見つけることが可能になった今、追加コンテンツでフィールドを探索する楽しさを盛り込むのは難しかったと思います。

ゲーム本編にあった、祠探しの過程でどんどん新しい発見をする喜びは皆無なので、その辺は若干作業的。ボス戦なども基本使い回しなので、あくまでも新たな謎解きを楽しむことにフォーカスした内容と考えた方がいいでしょう。勿論、謎解きが好きな自分はそれでも満足できましたが。

『ウィッチャー3』のDLCが2,500円で広大な新エリアと20時間以上に及ぶ新クエストが追加されたので、勝手にハードルが上がってた部分は否めないかも。

あと、「マスターバイク零式」は最高! 手に入れてからは延々とフィールドを走り回っています。コログ探しも捗る!

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◆総評


言わずもがな、『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』は任天堂のみならず、ゲーム史上最高傑作といっても過言ではないほどの大傑作ゲームでした。

冷静に考えると、BotW本編が100点満点の完成されたゲームなので、そこに新たな体験を追加することは至難の技だったと思います。 普通は本編の開発中から追加コンテンツを想定して作りますが、本作は本編の完成後に構想を立て始めたそうなので。

とはいえ、追加されたダンジョンはどれも完成度がかなり高く、このゲームの世界をより深く楽しむには必須の追加コンテンツだと断言できます。

今から『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』を買われる方は是非「エキスパンション・パス」も一緒にどうぞ。


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