image



2018年3月9日に国内で配信開始となり、ニンテンドーeショップでも売上2位を記録している、Nintendo Switch用ダウンロードソフト『ゴルフストーリー』。

『ゴルフストーリー』とは、インディーデベロッパー「Sidebar Games」が開発を手がけた、一度はプロゴルファーになることをあきらめてしまった主人公が、もう一度プロの夢に挑戦していくゴルフRPGです。





本作は、他のゲーム機はおろかSteamですら配信されておらず、ニンテンドースイッチ専用タイトルとして配信されました。何故、スイッチ専用タイトルになったのか?その理由について開発者が説明しています。


――ニンテンドースイッチ独占で作ろうと思った理由はなんですか。開発を始めた段階では、おそらくニンテンドースイッチはここまで成功するとは思わなかったですよね。

実は私達はこのゲームをWii U向けに出そうとしていたんです。そこでニンテンドースイッチが発表されて、Wii Uのものをアップグレードした形ですね。独占ゲームというのはマーケットとしてのリスクは存在しますが、ほかのゲームのようにお金をかけて開発しているわけではないので、私達にとってはそれほどリスクは存在しませんでした。HD化したゲームボーイのビジュアルが、同ハードの携帯モードにピッタリだと思ったので、そのまま突き進みました。


――なるほど。ではなぜそもそもWii U向けに開発されていたのでしょうか。マーケットもそれほど大きくなかったと思うのですが。

私が個人的にWii Uが大好きで、それが一番大きな理由ですね(笑)。(Wii Uの)ゲームパッドを使い、ゴルフの情報とメニューの両方を、ポーズを使用せずに同時に見られるというアイディアがまず気に入りました。ゲームパッド用にインターフェースはニンテンドースイッチに移行する前に作りましたよ。

[引用元:jp.automaton.am



インディータイトルって、大半がまずはSteamやスマートフォン向けに配信されてから、コンシューマに移植されることが多いので、『ゴルフストーリー』がいきなりニンテンドースイッチ独占で発表された理由は私も気になっていました。

理由は元々Wii Uで作っていたものをスイッチへ移行したのと、開発者がWii Uが好きだったからとのこと。こういうビジネスよりも個人の好み優先で動けるというのはインディーらしいですね(笑) なお今のところ、他のプラットフォームへの展開は未定で考えたこともないそうです。

インディーで任天堂ハード独占というと、『FAST Racing』のShin’en (シンエン)なんかも似たような感じですかね。

ビジネス的にもスイッチではインディーが売れるというのはよく言われていますし、こういった例は今後も増えていくかも。


関連記事
Nintendo Switchはインディー作品がよく売れる?複数のデベロッパーがスイッチ版の好調を報告



スポンサーリンク