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Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ)などで採用されている、NVIDIA製Tegraプロセッサーに脆弱性が発見されたことが明らかになっています。

これにより、同プロセッサーを搭載しているニンテンドースイッチなど多数のデバイスがハッキング可能であることが報じられています。


任天堂のゲーム機「Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ)」などに搭載されているNVIDIAの組み込みプロセッサ「Tegra」の脆弱性に関する情報が、ハッキンググループによって公開された。ユーザーが手持ちのデバイスの脆弱性を修正することは不可能だと指摘している。

 この脆弱性は「Fusee Gelee」と命名され、ハードウェアハッカーのキャサリン・テムキン氏と、Nintendo Switchの仕組み解明を目的とするハッキング集団ReSwitchedが、このほどGitHubでコンセプト実証コードなどを公開した。

それによると、脆弱性はTegraのUSBリカバリモードに存在していて、悪用すれば、プロセッサのbootROMを保護するためのロックアウト操作が行われる前に、Boot and Power Managementプロセッサ(BPMP)を制御することが可能とされる。


[引用元:itmedia.co.jp



まあどうせイタチごっこになるとは思ってましたが…。

今頃、「NVIDIA」も「任天堂」も対応に追われているところでしょうけど、既に流通している手持ちのデバイスについてはパッチで修正することは不可能とも報じられています。

これが実際にどの程度の影響が出るのかは不明ですが、ハッキングの方法が素人にはかなりハードルが高いようなので、すぐに影響が出ることはないかなと個人的には思ってます。

なお、ハッキンググループは6月15日に詳しい情報を公開する予定とのこと。


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