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君島達己社長に代わり、6月末から任天堂の新社長に就任する古川俊太郎取締役ですが、同社のスマートフォン向けゲーム事業について、早期に売上高1000億円を目指すことを明らかにしました。


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任天堂の新社長に6月末に就任する古川俊太郎取締役は日本経済新聞の取材に応じ、スマートフォン(スマホ)向けゲームで早期に現状の数倍の1000億円規模の売上高を目指すことを明らかにした。

業績急回復の原動力となったゲーム機「ニンテンドースイッチ」については、販売地域を中東や東南アジアにも広げ、収益拡大を図る。


[引用元:nikkei.com



先日「スマホゲームなど他のビジネスを育てる必要がある」と、脱スイッチ依存を掲げていた古川氏ですが、目先の売上目標として1000億円と明言。

ニンテンドースイッチ以外のビジネスを育てるというのは、任天堂が早急に取り組むべき課題ではありますが、今の状態から早期に1000億円規模に伸ばすとなると、かなり露骨に舵を切らないと実現出来ない気もしますが…。

現状の任天堂のスマホ事業の割合はそれほど大きくなく、公開された決算資料ではキャラクター使用などのライセンス収入と一括りで393億円(全体の4%)と表記されています。(逆にいうと僅か4%で393億円もあるとも言えますが)

まあ『ポケモンGO』級の特大ホームランが1本でも出れば一気に風向きは変わると思うので、当たれば1000億円どころじゃない可能性もありますけどね。

あとは、このままコツコツ配信タイトル数を増やしていくのか、課金要素を増やして売上を伸ばしていくかといった感じでしょうか。



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