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「E3 2018」に合わせて放送された、任天堂のプレゼンテーション放送「E3 2018 Nintendo Direct」では、『スーパーマリオパーティ』『ファイアーエムブレム 風花雪月』『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』などいくつかの大発表があったものの、全体的にはインパクトに欠けたという意見もありました。

E3で完全に手の内を明かさなかった任天堂の戦略について、海外メディア「WIRED」が記事にしています。


◆旧作もSwitchを通すと新作に


全体としては迫力に欠けたものの、「E3 2018 Nintendo Direct」は、Switchの販売数が伸び続ける理由を示すよいデモンストレーションだった。あらゆるタイトルをSwitch向けにすると、新しいゲームができあがるのだ。

任天堂は「マリオカート8 デラックス」「スプラトゥーン2」で、すでにそれを証明している(どちらも元は「Wii U」向けタイトルだったが、ほとんどプレイされなかった)。そして、彼らは同じ手を「大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL」で使おうとしている。「Wii U」や「ニンテンドー3DS」用の過去のヴァージョンに、ファイターの数や動き、ステージも増やして進化させたのだ。



Wii Uで発売されたタイトルをスイッチ向けにすることで、新作として発表できるというのはニンテンドースイッチで最も上手くいっているソフト戦略の一つ。

『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』は、今年のクリスマス商戦の目玉タイトルとして、今回のE3ダイレクトでも最も時間をかけて紹介されました。




◆ここ数年、E3では抑え気味の任天堂


それ以外では、任天堂は話題に乏しい印象を受けた。

「ファイアーエムブレム 風花雪月」は異様に美しいが、19年にリリースされること以外は特にこれといった発表はなかった。また、任天堂のE3カンファレンスは、どこか激しく慌ただしいメカゲーム「DAEMON X MACHINA」の紹介で始まった。19年に発表される本作は、メカ同士が潰し合うゲームだ。たくさんのメカたちが、だ。

「ドラゴンボール ファイターズ」(2018年中)、「Minecraft」(6月21日)、「マリオテニス エース」(6月22日)、「Wolfenstein II: The New Colossus」(7月26日)、「進め! キノピオ隊長」(7月13日)、「ロックマン11 運命の歯車!!」(10月4日)「ポケットモンスター Let’s GO!」(11月16日)など、Switch向けタイトルのスケジュールはギュウギュウ詰めだ。

そして任天堂が、このステージで19年に向けた戦略の手の内をすべて明かすと考えるのは愚かだろう。マイクロソフトやソニーはE3で大々的な発表をしているが、任天堂はここ数年多くのタイトルをE3で発表せずにとっておいている。



任天堂としては、普段からNintendo Directという新作発表の場を持っているわけで、無理してE3向けに大きな発表を持ってくる必要もありませんからね。

E3ダイレクトでは主に2019年度内のタイトルに絞って発表されましたが、任天堂の場合、通常のNintendo Directのためにネタを温存しておく必要もあるので、先の発表まで一気に放出するという戦略は考えにくいと思います。

サプライズが少なかったことでインパクトに欠けた印象もありましたが、気付いたらソフトラインナップはかなり充実していますし、全体としては悪くない発表だったのではないかと。





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