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2018年4月20日に発売された、Nintendo Switch用ソフト『Nintendo Labo(ニンテンドーラボ)』。

本作は現在までに、 『バラエティキット』が19万本、『ロボットキット』が4.2万本を販売していますが、この数字に「売上が悪い」との報道が出ていることに対して、任天堂の君島達己社長が先日の株主総会にてコメントしています。





君島社長によると、『ニンテンドーラボ』の滑り出しが緩やかだった理由として、「今まで任天堂が販売してきたタイトルとは性格が異なり、販売のルートやユーザーに届くまでの流れも他のゲームとは少し異なる」と説明。

この商品は親から子供向けに買って貰えることを期待しており、そのためには夏休み、誕生日、クリスマスなど、購入する何らかのキッカケが必要であり、今は商品の魅力を認知して貰うことに注力しているとのこと。

よって『ニンテンドーラボ』の売れ方は、発売当初に多く売れて徐々に減っていくというものではなく、それぞれのユーザーが買うタイミングが来たときに購入して貰えるものと期待しているそうです。


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『ニンテンドーラボ』の様な一般層向けのタイトルは、発売当初よりも夏休み商戦やクリスマス商戦を迎えてからが本番だと思うので、もう少し長い目で見る必要がありそうですね。

確かに初動での売れ行きを見てると、既にニンテンドースイッチ本体を所有している大人はそこまで飛びついていない印象は受けます。

任天堂も発売前に親子向け体験会を実施したりと、やはりメインのターゲットは子供ということになりそうです。


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