2014-11-23-23-02-00

「デビルズサード開発状況 ~ DT development status」

最近、メッセンジャーでファンからデビルズサードについてたくさん質問が来る。
だから今、書ける範囲のことを、私の言葉として書いておくよ。

1. デビルズサードは、アクションゲームとシューターを高度に融合させたゲームメカニズムを有する。

2. 開発は順調だ。わかりやすく言えば、つい先日エンディングムービーの編集を終えた。

3. 発売は来年だ。これは任天堂がプレスリリースで既にディスクローズしている。

4. デビルズサードのソロプレイ(ストーリーモード)の規模は、これまでに私が作ったNINJA GAIDEN以上である。

5. オンラインマルチプレイは、これまでのコンソールゲームの水準を大幅に上回る規模のものだ。

6. DTで私がやりたかった仕様は、ほとんどすべて実装した。
 偉大なる先駆者(COD、BF、GOW、そして私が愛するHALO)の素晴らしい面は十分に検分した。
 その上で、ヴァルハラにしかできないまったく新しいプレイアビリティを盛り込んだ。

7. ゲームはカジュアルからハードコアゲーマーから、みんなが楽しめるようにした。
 だからプレイヤーは楽しいパーティも開けるし、リアルな戦争で殺し合いもできる。思う存分ね

8. 今日、話せることはここまでです。
 戦争を始めるタイミングってのは常に秘密なのだ。
 ファンの気持ちを考えれば、もっといろいろ話してあげたい。男はつらいぜ

https://m.facebook.com/story.php?story_fbid=1500311260232987&id=100007623816758


今年のE3発表以降すっかり忘れていた、板垣伴信さん最新作『Devil's Third(デビルズサード)』。このタイトル、元々はPS3、Xbox360向けとして開発中でしたが、発売元のTHQの倒産など紆余曲折あり、最終的に任天堂からWiiU向けタイトルとして発売されることで落ち着きました。

そういったゴタゴタもあり、開発期間5年と、かなり難産なタイトルになりましたが、来年にはようやく遊べるそうです。長かった。

ちなみにこのタイトル、自称制作費30億円らしいのですが、E3で発表されたトレイラーを見る限り、30億もかけて作ったようには見えないんですよね。

映像が最先端では無いのは別にいいです。しかし、結構ぶっ飛んだ演出やビジュアルのゲームなのに、何故か全く個性を感じないんですよね。手垢の付きまくった要素をかき集めただけの凡庸なアクションシューターにしか見えない。これ、感じてる人かなり多いと思うんですよ。

今後これ以上に磨きをかけるといっても、どう考えてもWiiUで売れるとは思えないタイトルに任天堂がこれ以上資金を出すとも思えないですし。

でも天才板垣さんがここまで自信があるのなら、期待してもいいのでしょうか…。



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