2015-01-04-20-05-23

お正月はブログをお休みしていましたが、そろそろ再開したいと思います。

という事で、ファミ通の浜村弘一さんの2015年のゲーム業界の展望について。
http://mantan-web.jp/2015/01/01/20141229dog00m200102000c.html

2013-06-11-11-25-52

--ではPS4は、日本では厳しい?

 今後は変わってくるでしょう。今後のタイトルをメーカーに聞くと、PS4と携帯ゲーム機のPSVitaを一緒に連動させるというものが多いのです。よって「据え置き型ゲーム機が弱い」とされながらも、タイトルは厚くなると思います。

個人的に抱いているPS4の懸念点として、PS VITAとのマルチが多過ぎるというのがあります。同じく多いPS3とのマルチに関しては、高画質なPS4版の方が売れるという状況に少しずつでもなっていけば、必然的にメーカーもPS4に移行していくと思います。

しかしPS VITAとのマルチとなると話は別です。PS VITAもPS4もどちらも現行機なわけで、どちらに移行するとかそういうレベルの話でもありません。今のVITA、PS4間でのマルチの流れを今後にどう繋げていきたいのか全く見えてこないのです。


2015-01-04-20-53-56

近年の傾向として、一つのゲームがずっと続く傾向にあります。来年も「パズル&ドラゴンズ」「モンスターストライク」が元気でしょうから、完全新作のヒットが出づらくなっていますね。もちろん、まだ(スマートフォンゲームの)バブルは続いていますが、少なくとも以前のように誰もが当てられる状況ではありません。

そういえばスマホの課金ゲームも、顔ぶれがいつも同じで、新規のヒット作が生まれにくい状況になっているのは確かですね。

2013年に3DSのDL専用ソフトとしてヒットした『ソリティ馬』も、最近になって基本無料ゲームとしてスマホに登場しましたが、AppStoreセールスランキングのTOP150に入ってません。やはり、あれだけ膨大な量のタイトルが毎日のようにリリースされているスマホ市場で埋もれることなく注目して貰うのは並大抵の事ではなさそうです。

今はコンシューマの方がヒット率は高いのではないでしょう。


2015-01-04-20-45-24

--今年目立たなかった任天堂はどうなりますか?

 任天堂のビッグタイトルは上位にいて、日本では存在感を示しています。注目は、ゲームにキャラクターのデータを読み込めるフィギュア「amiibo(アミーボ)」ですね。これはいわば、玩具という形を取った“追加課金”です。ファミリー層が安心して買える「アイテム課金」のようなもので、今後いろいろなビジネスが考えられます。そういう意味で任天堂は、収益の多様化に成功したといえそうです。

単純にソフトの販売本数だけを見ても任天堂が一番『目立ってた』はずですが…。まあそれはいいとして。

現状、amiiboは『アイテムアンロック』の要素の方が強く、『成長するフィギュア』としての特性を活かしたタイトルはスマブラくらいしかありません。今後はamiiboの為に開発されたamiibo主導の専用タイトルに期待したいですね。任天堂には是非、発表当初のコンセプトを押し通して貰いたいです。


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