2015-01-11-22-44-10

ユービーアイソフト日本法人の代表であるスティーヴ・ミラー氏のインタビュー記事。世界的に見ても特殊な日本市場への今後の取り組みについて語っています。

http://dengekionline.com/elem/000/000/985/985572/

スティーヴ:
2014年はPS4、Xbox Oneと新しいハードが出て、ユービーアイソフト自体も新世代機にどんどんシフトしています。でも日本は海外に比べて、新世代機に移行するのが遅かった。そのハードルはありましたが、新世代機の波にはうまく乗れていると思います。『ウォッチドッグス』をはじめ、新世代機らしいソフトもたくさん出ましたし。

 2015年は、ユービーアイソフトで作るPS3やXbox 360のゲームが少なくなりますし、携帯機での開発もかなり減っているので、完全に新世代機にシフトしなければいけない。それが大きなチャレンジの1つです。


UBIソフトはフランスの企業なので、自国のマーケットが日本のように大きくありません。よって世界規模で売れるタイトルを作らないと、あっという間に沈没してしまいます。特にUBIソフトはAAA級タイトルが屋台骨となっているメーカーだし、世界の主流に合わせるのも当然でしょう。

ということは、やはり世界的に見ると携帯機は主流ではないというが共通の認識なのでしょうね。実際、今の欧米メーカーの携帯機向けタイトル開発の減少はかなり深刻で、ほぼ任天堂だけの市場になっているのが現状ですから。携帯機で出すくらいならスマホで出すという事になってるのだと思います。

ここまで日本と世界とで状況が大きく違ってくると、海外メーカーの日本法人は本当大変だろうなと頭が下がります。



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