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2019年3月期の経営方針説明会の質疑応答にて、市場が縮小しているニンテンドー3DSの今後のビジネスについて、任天堂の古川社長が言及しています。


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古川社長によると、まず「ニンテンドー3DSに関しては、私たちの想定よりもやや早く市場自体は小さくなってきている」と、現在の3DSの市場縮小が想定よりも早いものだったとコメント。

その一方で、「3DSは初めてのゲーム機として手に取って貰えている。3DSには、サイズが小さく、 軽量で携帯しやすい、価格面でもお求めやすいなど、子供が初めてのゲーム機として、親御さんに購入していただけるゲーム機としての需要は残っていると思う。」と、子供にとってゲーム専用機への入り口として重要な役割を担っていると考えているそうです。

よって今後も、Nintendo Switchとニンテンドー3DSの両方でゲーム専用機ビジネスを進めていくという方針は変わらないとのこと。


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ということで、2019年に入りスイッチもそろそろ3年目に突入するわけですが、今後も3DSのビジネスを継続する方針は変わらないみたいです。

ただ、昨年12月に発売された『マリオ&ルイージRPG3 DX』が初週17位、翌週には圏外と、かなり厳しい滑り出しとなったのも、明らかに3DS市場の縮小が影響してると思われますし。3DSの新作に関しては3月発売の3DS版『毛糸のカービィ プラス』が最後になりそうな気はします。

今3DS向けに発表しても、「スイッチで出して欲しい」と逆に不満が出たりしますからね。


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