
ついに任天堂の提唱するQOL事業の詳細が明らかになりました。
・・・が。いやぁ難しい(笑) 本来なら昨日の発表の時点で記事にすべきでしたが、情報を咀嚼するのに時間がかかりました(笑)

今回、岩田社長の口から明かされたのは「睡眠と疲労の見える化」。
『脳トレ』『体重計』と次々にブームを生み出して来た任天堂が、次に狙うは『睡眠』というわけです。
これを聞いて殆どの人はポカーンだと思います。私も最初はそうでした。

どういうものか簡単に説明すると、上画像のような『QOLセンサー』というマイクロ波センサーが搭載されたデバイスを枕元に置くだけで『身体の動き』『呼吸』『心拍』などを自動計測。計測されたデータはサーバーに送信され、そのデータを分析し『睡眠状態と疲労状態を見える化する』という仕組みだそうです。つまりユーザー側に何らかの操作をさせることなく、健康データを集計出来るというもの。
これは素晴らしいです。ダイエットの為のカロリー計算にしても、健康の為に行なうあらゆる記録は『面倒』という一言で続けるのが困難な構造になっていますから。
しかし、これだけだとほかの健康メーカーも似たようなのを出してそうだし、そもそも『楽しみながら健康に』の『楽しみながら』の部分が抜けています。
そもそも計測、分析して見える化したデータをどうするのかですが、次のように語られています。

次に、お客様個別の睡眠状態・疲労状態から、QOL改善のための個別のサービス、具体的にはいろいろな行動のおすすめを提供します。お客様には、そのおすすめに基づいてQOLを改善するような行動をしていただきます。QOLを改善するような行動とは、例えば運動や食事の選択などがそれにあたります。
http://www.nintendo.co.jp/ir/library/events/141030/05.html
この『改善する為の行動』。ここで任天堂の娯楽企業としての腕が試されるのだと思います。これに関してはまだ詳細が明かされていませんので、楽しみに待ちましょう。
うーん。引っ張るなぁ。
思ったよりも本格的で規模の大きなプロジェクトになりそうで個人的にはワクワクしてますよ。
関連記事: 任天堂、QOL(健康)事業への進出を延期へ。断念する可能性も
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◆コメント◆
コメント一覧 (7)
ゲーム会社がやることじゃない
睡眠に目をつけたところは良いことだと思うから
後はそれを任天堂が工夫して良い感じに出来たら最高
俺も現時点ではまだよくわからない
ただ脳トレやWiiFitと比べると複雑そうな印象を受けるのが気がかりだな
今回は科学的に実証出来るものにしてくれ
睡眠は睡眠で悪くないけど、高齢者ターゲットの方がよさそう
スマホアプリで十分。